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石のささやき

文春文庫 ク6−16

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-16-770555-8
4-16-770555-9
税込価格 806円
頁数・縦 376P 16cm

商品内容

要旨

姉が壊れはじめたのは、幼い息子を亡くしてからだった。すべてが取り返しのつかない悲劇で幕を下ろしたあと、私は刑事を前に顛末を語りはじめる…。破滅の予兆をはらみながら静かに語られる一人の女性の悲劇。やがて明かされる衝撃の真相。人の心のもろさと悲しみを、名手が繊細に痛切に描き出した傑作。

おすすめコメント

息子を事故で亡くし狂気の淵に沈む妹。その周囲に渦巻く悪意の源を探る兄。犯罪文学の名手が人間の魂の深奥を静かに描く傑作。姉が壊れはじめたのは、幼い息子を亡くしてからだった。すべてが取り返しのつかない悲劇で幕を下ろしたあと、私は刑事を前に顛末を語りはじめる……。破滅の予兆をはらみながら静かに語られる一人の女性の悲劇。やがて明かされる衝撃の真相。人の心のもろさと悲しみを、名手が繊細に痛切に描き出した傑作。

著者紹介

クック,トマス・H. (クック,トマスH.)   Cook,Thomas H.
アラバマ生まれ、ニューヨーク在住。「緋色の記憶」でアメリカ探偵作家クラブ最優秀長篇賞を受賞
村松 潔 (ムラマツ キヨシ)  
1946年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)