• 本

OLはえらい

文春文庫PLUS P60−5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-16-771308-9
4-16-771308-X
税込価格 979円
頁数・縦 205P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ロバ山ロバ子、今日もOLやってます

    お茶くみして、コピーとって、休憩中はおしゃべりして…その姿はお気楽なイメージのOLさん。そんな主人公・ロバ子さんも27歳のOL。独身で恋人もなく、素敵な出会いを夢見つつ、会社と家とを往復する毎日。職場では上司のグチを聞き、ジョークの相手をし、たまーにランチをおつき合い。誕生日やクリスマスの夜、誰かが誘ってくれるのを、ソワソワしながら待ってみるものの、結局まっすぐ帰って家族と晩ごはん(トホホ…)。「そんないいことあるワケないっつーの!」と、理想と現実のギャップを冷ややかな目で見つめるロバ子さん。このまま一生仕事を続けるのか?結婚はどうするのか?答えを出せないで悩みつつも、毎日コツコツがんばっているロバ子さんが、すべてのOLさんが、とっても愛おしくなります。

    (2006年10月30日)

商品内容

要旨

私の名はロバ山ロバ子。サラブレッドではないけれど、いつかきっといいことがありそうな…恋に憧れ、夢みる普通のOL27歳。家族や職場の仲間の人間模様をシニカルに眺めつつ、でも一生懸命がんばる日々。会議での発言、社員食堂の席、宴会のカラオケの選曲に気を遣い、休み明けの職場へのお土産にも迷うOL人生。じんわり心に響く4コマコミック。

目次

春(普通のOLって呼ばれてます
新入社員がやってきた
習い事を始めよう)
夏(大人のステキな女になりたいの
わたしってキャリアウーマン?
あっというまのお盆休み
自分の意見を言える人)
秋(いつもお母さんがしてくれること
社員旅行はおじさんのため?
男と女、どっちが得なんだろう)
冬(思うことはいろいろある
ささやかなクリスマスプレゼント
しばらくOL続けます)

著者紹介

益田 ミリ (マスダ ミリ)  
1969年、大阪生まれ。イラストレーター。エッセイ、マンガを手掛ける他に、ふとした日常のつぶやきを五七五にした「つぶやき川柳」でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)