• 本

家庭料理のすがた 旬は風土の愛し子人も風土の愛し子

文春文庫 た73−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-16-775378-8
4-16-775378-2
税込価格 765円
頁数・縦 195P 16cm

商品内容

要旨

家庭料理はプロの料理とは違います。時間のある時に「まとめ仕事」でだしをひいたり、下調理をしておけば、本調理は三、四十分で終わります。たとえば鶏肉を茹でておけば、酢の物にもサンドイッチにも茶碗蒸しにも使える―著者の唱える「展開料理」のレシピに、料理への慈しみを綴った随筆を加えた「辰巳料理」の決定版。

目次

旬をたなごころに
日常のまとめ仕事(だしはまとめて、ひいておく
薄切り玉ねぎの三段階炒め
にんじん、じゃがいも類は蒸しておいて
鶏肉のブランシール)
旬の素材の展開料理(実えんどう―実えんどうを塩ゆでして
かつお―自家製なまり節を作って
新玉ねぎ―新玉ねぎのグラッセで
トマト―トマトのソース
なす―なすと油 調理プロセス自体の展開 ほか)

著者紹介

辰巳 芳子 (タツミ ヨシコ)  
1924年、東京生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子さんに学んだ上、独自にフランス、イタリア、スペイン料理も学び、広い視野と深い洞察に基づいて日本の食に提言をしつづけている。現在は、「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)