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ぼくらは海へ

文春文庫 な63−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-16-777369-4
4-16-777369-4
税込価格 704円
頁数・縦 318P 16cm

商品内容

要旨

船作りを思い立った5人の少年。それぞれ複雑な家庭の事情を抱えながらも、冒険への高揚が彼らを駆り立てる。やがて新たな仲間も加わるが―。発表当時、そのラストが多くの子どもの心を揺さぶった巨匠・那須正幹の衝撃作。30年の時を経て文庫版で登場です。

出版社・メーカーコメント

船作りを思い立った5人の少年。1人乗りのボートに始まり、全員が乗り込める船へ。それぞれ複雑な家庭の事情を抱えながらも、冒険への高揚が彼らを駆り立てる。やがて新たな仲間も加わり、船は完成すると思えたが――。待ち受けるのは発表当時、多くの子どもの心を揺さぶった鮮烈なラスト。「ズッコケ三人組」シリーズで知られる児童文学の巨匠・那須正幹が放った衝撃作が文春文庫より登場。かつて少年だった、すべての大人に贈ります。

著者紹介

那須 正幹 (ナス マサモト)  
1942年、広島市生まれ。島根農科大学(現・島根大学)林学科卒業。家業の書道塾を手伝うかたわら、創作活動に入る。72年、『首なし地ぞうの宝』が第2回学研児童文学賞に入選しデビュー。78年に第1作を発表した『それいけズッコケ三人組』シリーズは、2004年の最終作『ズッコケ三人組の卒業式』に至るまで50巻を数え、日本児童文学史上最大のベストセラーとなっている。95年、『お江戸の百太郎 乙松、宙に舞う』で、第35回日本児童文学者協会賞受賞。2000年、『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』で第38回野間児童文芸賞受賞。同年、第23回巖谷小波文芸賞受賞。山口県防府市在住。日本児童文学者協会会長、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)