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もういちど村上春樹にご用心

文春文庫 う19−17

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-16-790259-9
4-16-790259-1
税込価格 737円
頁数・縦 328P 16cm

商品内容

要旨

なぜ村上春樹文学には、朝ご飯を食べたりお掃除をしたりするシーンが頻繁に描かれるのだろう?司馬遼太郎の後継者としての村上春樹から、「正しいふるまい」のマニュアルのない世界で生きるヒントまで、村上文学の多彩な魅力を掘り下げた異色の一冊。「多崎つくる」論、「女のいない男たち」論を加えた文庫オリジナルバージョン。

目次

1 初心者のための村上春樹の「ここが読みどころ」
2 『1Q84』とエルサレム・スピーチを読む
3 村上春樹の世界性
特別対談 柴田元幸×内田樹『村上春樹はからだで読む』
4 翻訳家・村上春樹
5 うなぎと倍音
6 雪かきくん、世界を救う
文庫版特別付録

出版社・メーカーコメント

村上春樹は司馬遼太郎の後継者である なぜ村上春樹作品には、ご飯を作ったり掃除をしたりするシーンが多出するのか? 独自の視点で村上文学の世界性を浮き彫りにする。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2007年、『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。2011年、第3回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)