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愛憎の檻

文春文庫 ふ1−67 獄医立花登手控え 3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-16-790834-8
4-16-790834-4
税込価格 637円
頁数・縦 318P 16cm

商品内容

要旨

新しい女囚人おきぬは、顔も身体つきもどこか垢抜けていた。下男を手なずけ貢がせるしたたかさに、登は入牢のきっかけとなる事件を探るが、どこか腑に落ちない。一方、従妹おちえの友人おあきが自分を訪ねてきたと聞き、とある約束をしていた登は慌てるが―。青年獄医の成長と葛藤を描いた傑作連作集第三弾。

おすすめコメント

藤沢周平の代表的時代連作集「立花登」シリーズ全4巻の3巻目。医者になる夢を叶えるべく江戸に出た登を迎えたのは、はやらない町医者の叔父と、口うるさい叔母、驕慢な娘ちえ。居候としてこき使われながらも、叔父の代診や小伝馬町の牢医者の仕事を黙々とこなしている。新しい女囚人おきぬは、顔も身体つきもどこか垢抜けていた。下男を手なずけ貢がせるしたたかさに、登るは牢に入るきっかけとなる事件を探るが――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、若き青年医師が、獄舎にもちこまれるさまざまな事件を解いていく。『愛憎の檻』には、「秋風の女」「白い骨」「みな殺し」「片割れ」「奈落のおあき」「影法師」の6篇を収録。解説・佐生哲雄(松竹プロデューサー) 82年に中井貴一主演で連続ドラマ化。そして2016・2017年に溝端淳平主演で、NHK BSプレミアムにて連続ドラマ化。

著者紹介

藤沢 周平 (フジサワ シュウヘイ)  
昭和2(1927)年、山形県鶴岡市に生れる。山形師範学校卒。48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。主要な作品として「白き瓶 小説 長塚節」(吉川英治文学賞)など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞。7年、紫綬褒章受章。9年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)