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鬼平犯科帳 9

決定版

文春文庫 い4−109

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-16-790837-9
4-16-790837-9
税込価格 778円
頁数・縦 359P 16cm
シリーズ名 鬼平犯科帳

商品内容

要旨

女密偵・おまさと、かつては本格派の盗賊の首領であった大滝の五郎蔵。二人は平蔵の指示で一つ家に住み、盗賊の見張りを続けるが、その顛末は―(「鯉肝のお里」)。平蔵の愛犬となるクマとの出会いを描く名作(「本門寺暮雪」)ほか、「雨引の文五郎」「泥亀」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の全七篇に、エッセイ一篇を特別収録。

おすすめコメント

人気絶大なる時代小説のベスト&ロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、より読みやすい【決定版】で順次刊行中。「何だ?」 「いえ……別に」 「何かいいかけてやめるということは、おもしろくもない」 「まあ、お気のむずかしいことを……」 「おれが、当ててみようか。いま、お前がいいかけたことを」 「およしあそばせ」 「年寄りくさいことを……と、そういいたかったのであろう、どうだ?」 「おそれいりましてございます」 「うふ、ふふ……」 冒頭の他愛もない平蔵と久栄の会話だが、この夫婦は実に自然に愛情表現をする。そんな平蔵に少女の頃から密かな思いを寄せていた女密偵おまさ。おまさへの、平蔵の粋なはからいとは。密偵たちの関係が大きく動くシリーズ第9巻。「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。巻末に、エッセイ「私の病歴 池波正太郎」を特別収録。

著者紹介

池波 正太郎 (イケナミ ショウタロウ)  
大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)