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残り火の町

徳間文庫 と22−3 市太郎人情控

出版社名 徳間書店
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-19-892724-0
4-19-892724-3
税込価格 692円
頁数・縦 295P 16cm

商品内容

要旨

惣兵衛は自身番で倒れたが、市太郎に発見され一命を取り留める。病魔が肉体を蝕んでいるのだ。死ぬのは時間の問題。せいぜい半年くらいのものである。さめざめと泣く惣兵衛は、自分の一生は何だったのかと空しさに襲われる。かつて出世のために犠牲にした女や、裏切った友達のことが懐かしく思い出される。(もう一度やり直すことができたら…)。

著者紹介

富樫 倫太郎 (トガシ リンタロウ)  
昭和36年、北海道生まれ。『修羅の跫』で第四回歴史群像賞を受賞し鮮烈にデビュー。その伝奇性とストーリーテリングの巧みさを絶賛される。特異な世界を新しい小説世界に盛ってみせる手腕は山田風太郎氏を思わせるものがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)