• 本

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ2

徳間文庫 ゆ2−17

出版社名 徳間書店
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-19-893120-9
4-19-893120-8
税込価格 734円
頁数・縦 531P 16cm
シリーズ名 沙門空海唐の国にて鬼と宴す

商品内容

要旨

妖物が歌ったのは李白の「清平調詞」であり、約六十年前、玄宗皇帝の前で楊貴妃の美しさを讃えた詩であった。白居易という役人から示唆され、一連の怪事は安禄山の乱での貴妃の悲劇の死に端を発すると看破した空海は、その墓がある馬嵬駅に赴く。墓前には白居易―後の大詩人・白楽天が。彼は空海に、詩作に関する悩みを打ち明けるのだった。

おすすめコメント

一連の怪異は、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋に端を発している!? 空海はのちの大詩人・白楽天とともに、楊貴妃の墓所を暴くことを決意する……。ベストセラー『陰陽師』を凌ぐ圧倒的スケール。文庫化第二弾!

著者紹介

夢枕 獏 (ユメマクラ バク)  
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』など、多くの人気シリーズを持つ。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)