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おもしろ野鳥俳句50 まんがで学習

まんがで学習

出版社名 あかね書房
出版年月 2000年5月
ISBNコード 978-4-251-06608-4
4-251-06608-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 127P 22cm

商品内容

要旨

かつて野鳥を愛することは、かごのなかに入れて、めんどうをみることだと思われていました。今はちがいます。自然のなかでながめたり、観察したりすることが、本当に野鳥を愛することだと考えられるようになりました。本書は、そういう立場から、野鳥の俳句を五十句選び、その解釈や、野鳥に関する知識などをまとめてみました。

目次

春の野鳥俳句(出前来て初鴬を逃がしたり(神蔵器)
見うしないやすく雲雀を見まもりぬ(篠原梵)
巣篭れる妻の燕は巣にあふれ(前田普羅) ほか)
夏の野鳥俳句(得し虫を嘴にたのしも四十雀(大島三平)
見えかくれ居て花こぼす目白かな(富安風生)
谺して山ほととぎすほしいまま(杉田久女) ほか)
秋の野鳥俳句(照りかげり路地くる顔に朝の鵙(石川桂郎)
あれほどの椋鳥おさまりし一樹かな(松根東洋城)
ひよどりは写真とる間も鳴きつづけ(阪井渓仙) ほか)
冬の野鳥俳句(梟淋し人の如くに瞑る時(原石鼎)
白鳥のつぎつぎに着く身を反らし(鷹羽狩行)
鴨の陣ただきらきらとなることも(皆吉爽雨) ほか)
無季の野鳥俳句(山鴉春立つ空に乱れけり(内田百〓)
鳶の輪の上に鳶の輪冬に倦く(西東三鬼)
尾長来て枯谷に色よみがえり(村田脩) ほか)