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対応分析の理論と実践 基礎・応用・展開

出版社名 オーム社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-274-22299-3
4-274-22299-3
税込価格 5,280円
頁数・縦 323P 26cm

商品内容

要旨

「対応分析」の実践的解説書の全訳版、ここに刊行!著者の30年近くに及ぶワークショップのテキストとしての実績、及び国際的研究者ネットワーク(CARME)での交流の成果を凝縮。基礎を固め、応用に必要な数理を整理し、将来への展開へ誘う構成。カテゴリカル・データ分析に携わるすべての人のための必携書!

目次

散布図とマップ
プロファイルとプロファイル空間
質量と重心
χ2距離と慣性
χ2距離をプロットする
次元を縮減する
最適化尺度法
行分析と列分析の対称性
2次元表示
さらに3つの事例〔ほか〕

おすすめコメント

「わかりやすい」グラフィカルな出力を特徴とする対応分析について、数理的な基礎は最小限にとどめ、その結果の解釈において注意しなくてはならない点について、事例をもとに具体的に説明。

出版社・メーカーコメント

対応分析の実践的ガイドの翻訳書!本書は、著者自身による長年のセミナー経験での検証を経た極めて実践的な本であると同時に、今も発展を続ける「対応分析」の理論的な先端部分へのガイドともいうべき原書の翻訳出版です。Rの普及によって、かつてであれば高価なコンピュータ環境がなければ実践できなかったような高度な多変量解析が手軽にできるようになっていますが、対応分析もその1つです。しかし、「わかりやすい」グラフィカルな出力を特徴とする対応分析に関する解説も増えているものの、その正確な解釈は簡単ではないのが現実であり、ほとんどの解説書は、グラフを描画するところまでというのが実情です。本書は、数理的な基礎は最小限にとどめ、その結果の解釈において注意しなくてはならない点について、事例をもとに(サポートサイトでのRのスクリプトまで配布されている)わかりやすく説明しています。

著者紹介

グリーンエーカー,マイケル (グリーンエーカー,マイケル)   Greenacre,Michael
1951年南アフリカ生まれ。1970年ケープタウン大学で、数学・統計学分野で学士。1972年南アフリカ大学で、統計/計算機科学分野で修士。1978年Jean‐Paul Benz´ecriの指導の下、旧パリ第6大学(現ソルボンヌ大学)で博士号。1982年南アフリカ大学統計学部教授を経て、1999年より、スペイン、バルセロナのポンペウ・ファブラ大学経済経営学部教授。CARME(対応分析と関連技法に関する国際会議)の主宰者。ギターとピアノの演奏家でもある
藤本 一男 (フジモト カズオ)  
1955年東京都生まれ。1978年上智大学理工学部電気電子工学科卒業。工業計器メーカーでの設計部門勤務を経て、1981年より日本メモレックス株式会社で、メインフレーム接続の周辺機器の日本語化、日本語端末などの設計開発に従事。1990年から2年間、教育休職を取得し、東京都立大学社会科学研究科社会学専攻に入学。1992年「G.H.ミードにおけるシンボルとコミュニケーション」で社会学修士。復職後、営業企画部門に異動。1998年より、津田塾大学などで非常勤講師。2002年より、作新学院大学人間文化学部で社会学担当教員。2006年より、同大学教授。2020年3月定年退職。同大学名誉教授、客員教授。津田塾大学、実践女子大学で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)