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ゼロからわかる3次元計測 3Dスキャナ,LiDARの原理と実践

出版社名 オーム社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-274-22882-7
4-274-22882-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 215P 21cm

商品内容

要旨

物体の3次元形状を映像データとして取り込む技術(3次元計測技術)の原理と実践のコツを、ゼロからわかりやすく解説。ステレオ法、TOF、LiDAR、SLAMのそれぞれの3次元計測技術について、入手が比較的容易な市販の3次元計測装置による設計・開発例と、実行するためのサンプルプログラムを示し、手を動かしながら設計から応用までの基本スキルを身につけられるようにしている。コンピュータで実行可能な領域が拡大するにつれて、物理空間の情報をコンピュータで取り込む技術の重要性もますます高まってきている。物体の3次元情報をコンピュータにインプットするためにはどういったことが必要なのか、そのためにはどのような方法が使われているのか、その数理モデルはどうやって導かれるのか、そして、いかにして3次元計測装置を設計・開発すればよいのかを知ることができる。

目次

第1章 3次元計測技術の基礎(カメラのみによる計測
光パターン投射で高精度計測 ほか)
第2章 アクティブ型三角測量による3次元計測(カメラとプロジェクタのプロパティ設定
カメラとプロジェクタの設置 ほか)
第3章 LiDARを使って手軽に3次元計測実験(LiDAR搭載タブレットによる3次元計測
市販の3次元計測装置の活用 ほか)
第4章 3次元計測装置の設計と開発(3次元計測装置の要件を洗い出す
アクティブ型三角測量の設計と開発 ほか)

出版社・メーカーコメント

3Dスキャナ、LiDARなどの3次元計測技術がゼロからわかる本書は、物理空間中にある物体の3次元形状を映像データとして取り込む技術である3次元計測技術について、読者の方々に手を動かしながら、その原理を理解してもらう本です。3次元計測技術を理解するために必要な知識を最初の一歩から順を追って解説しています。物体の3次元情報をコンピュータにインプットするためにはどういったことが必要なのか、そのためにはどのような方法が使われているのか、その数理モデルはどうやって導かれるのか、そして、簡単に実践してみるところまでを説明しています。本書にひととおり目を通し、実際に手を動かしてみることで、さまざまな場面で応用できる基礎力を養っていただけるはずです。

著者紹介

坂本 静生 (サカモト シズオ)  
日本電気株式会社社会基盤ビジネスユニット主席サイエンティスト(DID/AI)。1989年、日本電気株式会社入社。画像処理・画像計測・画像認識・パターン認識、特にバイオメトリクスや機械学習全般、セキュリティ技術の研究、および、プライバシーにかかわる法制度を含んだ社会受容性の研究、ならびに事業化活動に従事。ISO/IEC JTC 1/SC 37(バイオメトリクス)委員長、同SC 42(人工知能)/WG 5主査。工学博士(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)