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灰谷健次郎 その「文学」と「優しさ」の陥穽

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-309-01603-0
4-309-01603-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 246P 20cm

商品内容

要旨

灰谷文学は、真実、子どもを捉えているか?今、敢えて児童文学のタブーに迫る。

目次

いま何故、灰谷健次郎か
「優しさ」という落とし穴―『兎の眼』の構造
「沖縄」へ―『太陽の子』論
「沖縄」から―『はるかニライ・カナイ』と…
「自立」とは何か(『我利馬の船出』論
『島物語』と『海の図』)
「教師」の物語―『砂場の少年』論
「家族」の行方―『少女の器』と『風の耳朶』
「期待される子ども」像―モラリストの子ども観・教育観
一つの原点―『笑いの影』論
『天の瞳』論

著者紹介

黒古 一夫 (クロコ カズオ)  
1945年群馬県生まれ。現在、筑波大学(図書館情報学系)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)