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最後の映画日記

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-309-01674-0
4-309-01674-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

最後に残された12本の「映画日記」。大シネマディクト池波正太郎は、1974年から1985年にかけて、その「映画日記」を延々と雑誌に書きつづった。そのうち、単行本にまとめられずに残された81〜82年の12本を一冊に。それから、聞き語り「ヒッチコックと黒沢明」や常盤新平氏との対談「女優について」などを収録。

目次

「美」がもはやない
『ロイドの用心無用』を観て―「現実にあり得る」筋運びに唸る
戦後の映画雑誌
町で見る俳優たち
未知の、老残の光景―シャルル・ボワイエの自殺におもう
大人になってから見直しても感銘深い伊藤大輔監督『丹下左膳』ほか
演出家と役者
私の一冊―南部圭之助『映画が女と舞台を愛するとき』
小説の劇化・映像化
『スクリーンの四季』〔ほか〕

出版社
商品紹介

雑誌に多数発表された池波正太郎の映画日記。単行本未収録や今では入手しにくい映画関係のエッセイ、談話、対談を加えて1冊に。

著者紹介

池波 正太郎 (イケナミ ショウタロウ)  
1920年、東京生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。60年、『錯乱』で直木賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の3大シリーズが代表作。映画通、食通としても知られ、『映画を食べる』(河出文庫)など、その方面の著作も多い。1990年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)