
美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2006年8月 |
ISBNコード |
978-4-309-01773-0
(4-309-01773-8) |
税込価格 | 6,380円 |
頁数・縦 | 441,17P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2006年
第57回
芸術選奨・文部科学大臣賞(文学関係)受賞 |
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要旨 |
震災後の出版界に美と豪奢の時を築き、刊行書目をもって自叙伝を書くという高邁な精神を貫いた男がいた。堀口大學、萩原朔太郎らの絢爛たる造本の豪華本を刊行し、徹底した在野精神、反アカデミズムで「第一書房文化」と讃えられて大正・昭和の出版・文学界をリードしながら、最盛期の昭和十九年に自ら書肆を閉じた伝説の出版人の航跡と謎を追う、渾身の評伝。伝説の出版人の二十年の航跡を追い昭和文化の全体像を鮮やかに再現した。 |
目次 |
第1部(反時代的に |
出版社 商品紹介 |
大正・昭和の出版界をリードした第一書房・長谷川巳之吉の謎の廃業までを丹念に追った傑作評伝。出版史であると同時に文壇史でもある。 |