• 本

裏太平記 歴史破壊小説

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-309-01908-6
4-309-01908-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 304P 20cm

商品内容

要旨

兼好法師は歴史を影で操っていた?斬新な視点で描かれる新たな『太平記』の世界。伝奇小説の巨匠、幻の長篇、初の単行本化。

出版社
商品紹介

『徒然草』の兼好法師には裏の顔があった。伝奇小説の巨匠が大胆な推理を元に末世の太平記の世界を描く。幻の作品、初の単行本化。

おすすめコメント

『徒然草』の兼好法師には裏の顔があった! 皇位をめぐる争い、下克上を求め動めく民衆の異様な動きの影で兼好の画策する陰謀とは。伝奇小説の巨匠が大胆な推理を元に描く本当の太平記の世界。半村良幻の作品。初の単行本化!

著者紹介

半村 良 (ハンムラ リョウ)  
1933年東京都葛飾の生まれ。都立両国高等学校を卒業後、様々な職を経て広告代理店勤務。1962年に「収穫」で『SFマガジン』第二回SFコンテストに入選。1970年代から本格的執筆活動に入り、『石の血脈』(1972年第三回星雲賞受賞)で伝奇ロマンの小説スタイルを開拓。SF、時代小説、伝奇小説、人情もの等の多岐にわたるジャンルの作品を発表する。人情ものの『雨やどり』でSF作家として初めて直木賞(1975年第七二回)を受賞。その他の著書に『産霊山秘録』(1973年第一回泉鏡花文学賞受賞)、『岬一郎の抵抗』(1988年第九回日本SF大賞受賞)、『かかし長屋』(1993年第六回柴田錬三郎賞受賞)等多数。2002年没、享年六十八(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)