掏摸
出版社名 | 河出書房新社 |
---|---|
出版年月 | 2009年10月 |
ISBNコード |
978-4-309-01941-3
(4-309-01941-2) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 175P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
光も影も現実です
-
おすすめ度
- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
中村文則の作品に通底するものは、明暗の暗であり、光と影の影であるようです。それがなぜ、読者を魅了するのでしょう。(mogi)
(2011年6月15日)
-
おすすめ度
-
商品内容
文学賞情報 |
2010年
第4回
大江健三郎賞(2014年8回にて終了)受賞 |
---|---|
要旨 |
お前は、運命を信じるか?東京を仕事場にする天才スリ師。彼のターゲットはわかりやすい裕福者たち。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎―かつて一度だけ、仕事を共にしたことのある、闇社会に生きる男。木崎はある仕事を依頼してきた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。もし逃げれば…最近、お前が親しくしている子供を殺す」その瞬間、木崎は彼にとって、絶対的な運命の支配者となった。悪の快感に溺れた芥川賞作家が、圧倒的な緊迫感とディティールで描く、著者最高傑作にして驚愕の話題作。 |
おすすめコメント
天才スリ師に課せられた、あまりに不条理な仕事……失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、お前が親しくしている女と子供を殺す。「正義の味方はもういらない。誰か映画にして欲しい」と斎藤美奈子氏推薦の話題作!