• 本

複眼で見よ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-309-02036-5
4-309-02036-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 315P 20cm

商品内容

要旨

ジャーナリズム・メディア論、“戦後”日本人論、ルポルタージュ作品…弛緩する現代日本を錆びぬ屈強な筆致で突き刺し、鈍い単眼で錯綜するジャーナリズム・枯れゆくノンフィクションを蘇生させる、単行本未収録作品集成。

目次

第1章 持続する怒りを―拗ね者のジャーナリズム精神(テレビとは面白ければそれでいいのか
誤報・虚報を続発する「大新聞の欠陥」を考えた
“やらせ”を問う ほか)
第2章 植民者二世の目で―根なし草のまなざし(旅 心の風景―仙崎
筆を措けなかった理由
高拓生をたずねて ほか)
第3章 「戦後」を穿つ―単行本未収録ルポルタージュ集(不況の底辺・山谷
立川 民主主義という名の村八分
むつ小川原 ゴールド・ラッシュの恍惚と不安 ほか)

出版社
商品紹介

戦後を代表するジャーナリストが遺した、選りすぐりのジャーナリズム論とルポルタージュで構成する単行本未収録作品集成。

著者紹介

本田 靖春 (ホンダ ヤスハル)  
1933年、旧朝鮮・京城に生まれる。早稲田大学政治経済学部新聞学科を卒業し、55年、読売新聞社に入社。社会部記者、ニューヨーク特派員などとして活躍。71年に退社し、フリーのノンフィクション作家となる。84年、先輩記者・立松和博氏の挫折を描いた『不当逮捕』で講講社ノンフィクション賞を受賞。2004年12月、多臓器不全のため死亡(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)