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何処やらに、井上井月 伊那の放浪乞食俳人

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-309-02059-4
4-309-02059-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

幕末、いずこからか現れ、信州伊那谷に流れ着いた。越後長岡の武士を棄て、家を棄て妻子を棄て、身にはぼろと風をまとい、酒を無心しめしを乞い、ただ俳句だけを己れの矜恃として生きた井月。その生涯に寄りそい、徹底取材で遺作となった渾身のドキュメンタリー。

目次

何処やらに
銀嶺正宗
井月と龍之介
火山井月
雪朧ろ
古城の桜
仙丈の白い月
揚雲雀
四徳哀歌
我も数なり
梶の一葉
日本の秋
井月談義
落栗の

出版社
商品紹介

幕末明治に、信州伊那をさすらった放浪俳人・井上井月。武士を棄てた漂泊者のルポ。今秋、映画化。

著者紹介

瓜生 卓造 (ウリュウ タクゾウ)  
1920年、神戸生まれ。小説家、エッセイスト。芥川賞、直木賞の候補になった後、『桧原村紀聞』で読売文学賞受賞。山岳、探検、土地、人物に取材した小説を中心に執筆。1982年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)