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「森の長城」が日本を救う 列島の海岸線を「いのちの森」でつなごう!

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-309-02097-6
4-309-02097-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 198P 図版14P 20cm

商品内容

要旨

大地震、大津波、原発災害に沈むこの国を甦らせるには、「鎮守の森」を守ってきた先人たちの知恵と、土地本来の木々の力に頼るしか道はありません。被災した青森から福島までの海岸線300km以上に長城を築き、森の国・日本として新たな出発をしようではありませんか。

目次

第1章 多くのいのちを自然災害から守る森をつくろう(東日本大震災から得た教訓
「本物の森」は自然災害に強い ほか)
第2章 「いのちの森」は日本人の生き方と暮らしの原点(してはいけないことを知っていた先人たち
「鎮守の森」は日本人の英知の遺産 ほか)
第3章 津波と原発事故の被害から立ち直るために(ガレキは地球資源として使いきる
原発災害と真摯に向き合う ほか)
第4章 本来の森・広葉樹林を取り戻そう(生活の便利さや豊かさと引き換えに失ったもの
災禍を忘れず、しかし前向きに生きる ほか)
第5章 あす世界が破局を迎えようと、私は木を植え続ける(世界に広がる「いのちの森」づくりの輪
人類が生きのびるために木を植える ほか)

出版社
商品紹介

世界中に木を植え続けてきた著者が、震災ガレキの上に「いのちの森」をつくること、すべての海岸線を本物の森でつなぐことを訴える。

著者紹介

宮脇 昭 (ミヤワキ アキラ)  
1928年、岡山県生まれ。横浜国立大学名誉教授、(財)IGES国際生態学センター長。(財)横浜市緑の協会特別顧問。広島文理科大学生物学科卒。横浜国立大学環境科学研究センター教授、同センター長などを経て、現職。前国際生態学会会長。国内各地はもちろん、マレーシア、インドネシア、ブラジル、中国、モンゴルなどに何度も出かけ、84歳になった現在も精力的に森づくりに邁進する。92年には紫綬褒章、2000年には、勲二等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)