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味な映画の散歩道

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-309-02163-8
4-309-02163-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

「鬼平犯科帳」「必殺仕掛人」「剣客商売」などの名作を届け続けてくれた池波正太郎の糧は、映画であり食べることであった。早起きして映画、おいしいものを食べてまた映画、そしてちょっとひっかけ、帰宅して仕事、夜食、読者…。素晴らしい至福のひとときが伝わる映画人生の記録。

目次

怪傑・無頼・老猟師
アメリカ映画の新生
物事は、すべて、これ
エレガントな殺し
“失なわれた時代”の明るさ
ヒコーキ野郎のエクスタシー
鼓膜に残る銃声
阪妻・千恵蔵のすばらしさ
カッコーの巣の上で
マザースキー監督の青春群像
二人の“男”の冒険
大都会の孤独の報酬
“思春期”に托す人間の未来
テレビが造る不気味な現実
すばらしき“西部の女”
ルノワール作品の大いなる感銘
ロイドの笑いの世界
粒ぞろいの正月洋画
“男の生活”から消えたもの
胸に沁むルノワール作品
伝統ふまえた秀作“ロッキー”
キートンの厳しいリアリズム

出版社
商品紹介

起きて映画、おいしく食べてまた映画、ちょっとひっかけ、帰宅して仕事、夜食、読書……。至福の一時が伝わる映画人生の記録。

著者紹介

池波 正太郎 (イケナミ ショウタロウ)  
1923年、東京生まれ。作家。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。60年、『錯乱』で直木賞受賞。1990年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)