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荊棘の実 白蓮自叙伝

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-309-02315-1
4-309-02315-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 445P 20cm

商品内容

要旨

「花子とアン」で注目の白蓮が自らを語る、波瀾の半生!!伯爵令嬢として生まれ、望まぬ結婚、そして破婚。東洋英和で村岡花子と友情を育んだ日々、25歳年上の大富豪との再婚。ついに白蓮はすべてを、道ならぬ恋!に焼きつくそうと決心した!!帳の蔭の悲劇の半生。

目次

幼きいのち
かなしき母性愛
里子
お邸行
そだての親
御殿の奥
養女
学校友達
若き貴族の群
いいなずけ〔ほか〕

出版社
商品紹介

伯爵家令嬢の波瀾の生涯。東洋英和で育んだ村岡花子との友情。炭鉱王との再婚、宮崎龍介との恋までもを自らが語る、稀有な自叙伝。

著者紹介

柳原 白蓮 (ヤナギワラ ビャクレン)  
明治18年(1885)、東京で柳原前光伯爵の次女として生まれる。大正天皇の従妹。「大正三美人」の一人に数えられた。佐佐木信綱に和歌を師事。北小路家に養女に出た後、同家で結婚するが、離婚。柳原家に戻り、編入学した東洋英和女学校で村岡花子らと交流。卒業後、福岡の炭鉱王で富豪の伊藤伝右衛門と結婚、華やかな文化サロンを開き「筑紫の女王」の異名をとった。しかし、夫らとのあつれきに悩むなかで、戯曲上演をめぐって知り合った東京帝国大学の学生、宮崎龍介(宮崎滔天の息子)と恋愛関係になり、新聞紙上で夫宛ての「絶縁状」を発表して出奔する、いわゆる白蓮事件を起こす。昭和四二年(一九六七)、八一歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)