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外骨戦中日記

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-309-02468-4
4-309-02468-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 267P 20cm

商品内容

要旨

筆禍による入獄4回、罰金・発禁29回に及ぶ奇人ジャーナリストは、戦中ひたすら食糧買い出しと釣りに勤しんだ。謎の沈黙時代が明らかに―。外骨の戦時個人主義を読み解く!

目次

1 『日記』をめぐる謎
2 外骨の時局批判
3 絵葉書編集に着手
4 銃後の喰潰し
5 戦禍拡大
6 自宅全焼
7 日本「降伏」
8 『日記』その後

おすすめコメント

明治大正期には言論界で暴れた外骨だが、戦時中は完全に沈黙を守った。知られざる戦中日記から見えてくる真に恐ろしい時代とは?

著者紹介

吉野 孝雄 (ヨシノ タカオ)  
1945年、東京生まれ。外骨の甥。1980年、『宮武外骨』(河出書房新社、現・河出文庫『宮武外骨伝』)で第7回日本ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)