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大岡昇平 文学の軌跡

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-309-02533-9
4-309-02533-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 168P 20cm

商品内容

要旨

小林秀雄、中原中也という、最高の批評家、詩人と宿命的に出会い、鍛えられた作家が、従軍体験をへて、“歩哨の眼”でみる徹底した観察と分析による、実証的な散文精神に裏打ちされた評伝、歴史小説、戦後文学作家として屹立していく軌跡を描く、「新・日本文壇史」の著者による渾身の遺稿。

目次

第1章 出生の秘密
第2章 大岡昇平と中原中也、富永太郎、小林秀雄、長谷川泰子
第3章 出征・「殺さず」・俘虜
第4章 「俘虜記」「野火」と中原中也伝、富永太郎伝の作家誕生
第5章 坂本睦子という妖女
第6章 戦後派への復活

著者紹介

川西 政明 (カワニシ マサアキ)  
1941年、大阪府生まれ。文芸評論家。中央大学卒業後、河出書房新社編集部を経て、文筆業に専念。2016年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)