維新の羆撃ち
出版社名 | 河出書房新社 |
---|---|
出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-309-02579-7
(4-309-02579-X) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
箱館戦争で敗残兵となり、深手を負った元幕府遊撃隊士の奥平八郎太は、実の兄・喜一郎と膝を撃たれ重傷の本多佐吉とともに、蝦夷地の深い森へと落ち延びる。犬死しても意味はないと、兄を一人逃がした八郎太であったが、残された瀕死の二人を待っていたものは人外の脅威だった。意識を失っていた八郎太が、再び目を覚ましたとき、そこにあったのは口元から顎にかけて真っ赤に血で染めた漆黒の大ヒグマであった― |
---|
おすすめコメント
箱館戦争で敗れ、森へ逃げ延びた八郎太。だが、そこには──全てを失い羆撃ちとなった男が、人として再生していく本格時代小説!