• 本

人の昏れ方

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-309-02623-7
4-309-02623-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 266P 20cm

商品内容

要旨

晃が二十歳になった日、自死を決行した父。棺の前で彼は初めて、父の壮絶な満州体験を知る。新聞社のカメラマン矢崎晃―人間の生と死に迫る連作小説。

おすすめコメント

晃が二十歳になった日、自死を決行した父。棺の前で彼は初めて、父の壮絶な満州体験を知る……新聞社カメラマン矢崎晃を主人公に、戦争と人間、人生の終わり方を描く傑作小説。

著者紹介

中原 清一郎 (ナカハラ セイイチロウ)  
1953年、札幌市に生まれる。76年、東京大学在学中に、外岡秀俊名義で書いた『北帰行』で、第13回文藝賞を受賞しデビュー。朝日新聞社入社後、在職中のため別名義の中原清一郎で、小説『未だ王化に染はず』を発表。退社後の2014年に長篇『カノン』を発表し、外岡秀俊と中原清一郎が同一人物であることを明らかにした。現在もジャーナリストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)