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クリスマス・イヴの聖徳太子

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-309-03228-3
4-309-03228-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 212P 19cm

商品内容

要旨

わたしの言葉を奪いにくるなら、わたしはおまえの命を奪う。三島由紀夫、穂村弘、BL、タワマン文学、木嶋佳苗…。稀代の歌人にして天性の批評家による言葉のレジスタンス。

目次

1 don’t call my name(「フェイクニュースは私だ」
我々は既にエミリー・ディキンソンではない
「ファン」の美学と倫理について
少女小説家になりたかったあなたへ)
2 終焉は祝福している(スタンダード・ナンバー
ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった?―小説
名誉男性だから)
3 一千年後のジャンヌ・ダルク(超資本主義社会における恋愛至上主義について
MINE―小説)
4 奇蹟は燃えている(パーフェクト・スター―左川ちかについて
誘惑のために
うつしかえされた悲劇―三島由紀夫『豊饒の海』について
原型―小説)
5 don’t sing for us(ふたたびの、聖書―穂村弘『ラインマーカーズ』文庫版解説
デフォルトを解除する鍵―短歌とBLについて
生という謀反―『馬場あき子全歌集』書評
凄いままでいてもらわないと困る―水原紫苑『如何なる花束にも無き花を』書評
これからの批評のための3冊)

出版社・メーカーコメント

わたしの言葉を奪いにくるならわたしはお前の命を奪う──。三島由紀夫、穂村弘、BL、タワマン文学、木嶋佳苗etc. 稀代の歌人にして天性の批評家による言葉のレジスタンス。・・『はつなつみずうみ分光器』の編者であり『をとめよ素晴らしき人生を得よ』が話題の稀代の歌人・天性の批評家・過剰な言葉と繊細なレトリックでオンリーワンの文体を持つ著者によるエッセイ、小説、批評、書評を収録・いまを生きるための言葉のレジスタンス

著者紹介

瀬戸 夏子 (セト ナツコ)  
1985年、石川県生まれ。歌人、批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)