• 本

台所で考えた

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-309-03925-1
4-309-03925-1
税込価格 1,595円
頁数・縦 165P 20cm

商品内容

要旨

身近な人の死、孤独と自由、新しい老い、自分を知る楽しさ、家族の形、ひとりで生きること、みんなで生きること―書いて考えて辿りついた、台所目線の哲学。夫を亡くし、63歳で主婦から作家に。70万部の大ベストセラー、芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』著者の初エッセイ集。

目次

一さじのカレーから
母校へ
人が変わる瞬間
どうしよう
ドラゴンボール
悲しみのなかの豊穣
魔法の杖
歌にまつわる話
飽きない
かつて確かに生きていた人の声を
「どん底」の圧倒的な笑い
人生の十冊
土を掘る
玄冬小説の書き手を目指す
うちに帰りたい
母に会う
小説の功罪
家移りの祭り
自分観察日記
言葉で父を遺す〔ほか〕

著者紹介

若竹 千佐子 (ワカタケ チサコ)  
1954年、岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒。主婦業の傍ら、幼いころからの「作家になる」という夢を持ちつづけ、五十五歳で小説講座に通いはじめる。八年をかけて『おらおらでひとりいぐも』を執筆、2017年、河出書房新社主催の新人賞である文藝賞を史上最年長となる六十三歳で受賞しデビュー。翌2018年、同作で芥川賞を受賞。『おらおらでひとりいぐも』は世界十か国超で翻訳、刊行決定している。2022年、ドイツ語版Jeder geht f¨ur sich allein(ユルゲン・シュタルフ訳)で独の著名な文学賞、リベラトゥール賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)