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鎮魂の花火「白菊」 長岡の花火がつなぐシベリアと真珠湾

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-309-03977-0
4-309-03977-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

「おらは、戦後、シベリアに抑留されたんです。帰ってこられなかった仲間のために、鎮魂の花火を上げたい」純白の花火「白菊」は、なぜ観る者の涙を誘うのか。長岡の伝説の花火師・嘉瀬誠次が辿った戦時下の過酷な運命から、亡き戦友に捧げたハバロフスクでの打ち上げ―。そして「白菊」が真珠湾に咲くまでをつなぐ感動のノンフィクション。

目次

プロローグ 長岡花火と伝説の花火師
第一章 アムール川に咲いた「鎮魂の花」 一九九〇年、ハバロフスク
第二章 花火師とシベリア抑留 一九四五年、極寒のシベリア
第三章 嘉瀬誠次の偉業を追って 二〇一三年冬、ハバロフスク
第四章 伝説の花火師・嘉瀬誠次の仕事 一九四九年〜二〇一二年、盛夏の長岡
第五章 それからの花火「白菊」 二〇一五年(戦後七十年)、真珠湾
エピローグ 嘉瀬さんと私

出版社・メーカーコメント

長岡花火の夜空に咲く「白菊」は、戦友への献花として作られた。「白菊」を生んだ伝説の花火師が辿ったシベリア抑留の過酷な運命と、戦後70年の真珠湾での打ち上げまでを描く感動のノンフィクション。

著者紹介

山崎 まゆみ (ヤマザキ マユミ)  
文筆業・跡見学園女子大学兼任講師(観光温泉学・観光取材学)。新潟県長岡市出身。内閣府「クールジャパン・アカデミアフォーラム」、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議 街づくり分科会」「ユニバーサルデザイン2020評価会議」ほか、観光庁や地方自治体の観光政策会議に有識者として多数参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)