• 本

G・バタイユ伝 上

1897〜1936

出版社名 河出書房新社
出版年月 1991年10月
ISBNコード 978-4-309-20167-2
4-309-20167-9
税込価格 5,233円
頁数・縦 333P 図版16P 22cm
シリーズ名 G・バタイユ伝

商品内容

要旨

汚辱の病いに冒された父、そして父を戦火の町に遺棄した息子バタイユ―敬虔な神学生から突如、死と汚穢のエロティシズムに身を委ねたその生涯の謎とは?バタイユ思想の誕生からシュルレアリズムとの確執まで、レリス、マソンらの貴重な証言を交え、若きバタイユ像に迫る。ゴンクール伝記部門賞受賞。

目次

初めに死ありき
「糞ト尿ノアイダニ生マレタ」
「万物の舵を操るのは雷火」
「聖堂は死骸のように横たわる」
「獏のモーラスと老いぼれ婆ァのモスクワ」
磁場
「淫蕩の死の淵」
「最初に目醒める者」
民主共産主義サークル
国家、その亀裂と不幸〔ほか〕