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灰の庭

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-309-20375-1
4-309-20375-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 331P 20cm

商品内容

要旨

広島で被爆した少女。ナチから逃れた科学者とユダヤ人の妻。50年後のN.Y.で、3人の秘密と謎が解き明かされていく―20世紀最大の犠牲と犯罪、「ヒロシマ」「原爆」を描きアメリカで今話題の問題小説。2002年カナダ・日本文学賞受賞、カナダでベストセラー第1位。

おすすめコメント

1945年8月6日、広島。一人の少女が被曝した。50年後、少女は原爆投下に関わった亡命ドイツ人科学者とユダヤ系難民である彼の妻に出逢う・・・。巧みな設定と絶妙な語りで「善悪の是非」を問うアメリカで話題の問題小説。

著者紹介

ボック,デニス (ボック,デニス)   Bock,Dennis
1964年8月生まれ。ドイツ系カナダ人作家。オンタリオ湖北岸のベルヴィルで生まれた。現在もトロント周辺に住む。両親は1950年代半ばにカナダへ移民したドイツ人。ウェスタン・オンタリオ大学で英文学と哲学を専攻、在学中に一年ほどスペインに滞在したが、卒業後さらに五年間マドリードで暮らす。ベルリン・オリンピックに出場した選手の孫、という設定の若者を中心に、短篇連作の形式をとった『オリンピア』でデビュー(1998年)
小川 高義 (オガワ タカヨシ)  
1956年生まれ。横浜市立大学国際文化学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)