• 本

ブラック・ヴィーナス

Modern & classic

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-309-20405-5
4-309-20405-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 197P 20cm

商品内容

要旨

ボードレールの愛人、狼少女、手斧殺人のリジー・ボーデン…実話をもとに、文明や社会の禁忌を軽やかに越えて生きる女性たちの姿を豊かなイメージで描き出す。マジック・リアリズムの旗手の自選短編集。

出版社
商品紹介

イギリスを代表するマジック・リアリズムの旗手の自選作品集。クレオールの愛人、狼少女など大罪をテーマとして自由な女を描き出す。

著者紹介

カーター,アンジェラ (カーター,アンジェラ)   Carter,Angela
1940年、英国南部サセックス州イーストボーンに生まれる。ロンドンで情報誌の記者などを経験したのち結婚。その後ブリストル大学で中世文学を学ぶ。1966年に第一作の『シャドウ・ダンス』を発表、翌年、第二作『魔法の玩具店』でジョン・ルーウェリン・リース賞受賞。1968年、第三作の『感じたこと』でサマセット・モーム賞受賞、その賞金で二年間日本に滞在。創作活動は文学の多種多様なジャンルにわたっており、詩、小説をはじめとして、民話や伝説の書きかえ、劇や映画、ラジオ、テレビの脚本、創作オペラへのアプローチにまで及び、さらにこれらを融合したような創作も試みている。1984年には『夜ごとのサーカス』を発表、そして1991年『ワイズ・チルドレン』を刊行後、健康を害し、翌1992年に死去した
植松 みどり (ウエマツ ミドリ)  
津田塾大学大学院博士課程満期退学。1992年より和洋女子大学人文学部英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)