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野獣から美女へ おとぎ話と語り手の文化史

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-309-20416-1
4-309-20416-3
税込価格 5,280円
頁数・縦 378P 22cm

商品内容

要旨

ペロー、グリム、アンデルセンなどの伝統的なおとぎ話からディズニーまで、図像・神話・歴史を横断しながら物語世界の限りない深みと広がりへと分け入る壮大な発見の旅を愉しむ記念碑的大傑作。

目次

第1部 語り手たち(魔女の洞窟にて
おばあさんのお話―おしゃべり女
元気いっぱいの鳥たち
おぞましき唸りではなく
聖アンナ、愛しいばあや
十字架の魔法
ガラスの敷石と秘密の足
なぞなぞとロバと愚者の知恵
甘い言葉と心地よい笑い
おばあさんの帽子、オオカミの隠れみの)
第2部 物語(母親の不在―シンデレラ
邪悪な継母―眠り姫
悪魔の恋人―青ひげ
しぶる花嫁―美女と野獣
逃げ出す娘たち―ロバ皮
髪の言語
野獣から金髪へ
娘たちの沈黙―小さな人魚姫)

出版社
商品紹介

シバの女王から、ペローやグリム兄弟にいたるまで、子どものみならず大人までを魅了するおとぎ話の源泉を解き明かした決定版。

著者紹介

安達 まみ (アダチ マミ)  
1956年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。英文学専攻。現在、聖心女子大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)