• 本

犬の心臓

復刻新版

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-309-20587-8
4-309-20587-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 223P 20cm

商品内容

要旨

吹雪の夜、病院の匂いを身にまとった優雅な紳士と出くわした野良犬は、満ち足りた生活を送ることになるが…。奇怪な想像力が炸裂するアンチユートピア小説、復刊。

出版社
商品紹介

急死した男の脳下垂体を移植された野良犬シャリクが人間化し、ブルジョワたちを震え上がらせる。奇想と強烈な諷刺に満ちた傑作長編。

著者紹介

ブルガーコフ,ミハイル・A. (ブルガーコフ,ミハイルA.)   Булгаков,Михаил Афанасьевич
1891‐1940。ウクライナ生まれ。キエフ大学医学部卒業後、開業医を経て文筆活動を始める。その後モスクワに出ていくつかの短篇や長篇『白衛軍』を発表。しかし、1924年に『犬の心臓』を発表するが作品集『悪魔物語』とともに発禁処分となる。26年モスクワ芸術座で上演された戯曲『トゥルビン家の日々』で成功を収めるが、不遇の時代は続き、『巨匠とマルガリータ』『モリエールの生涯』『劇場』といった長篇の執筆に没頭。40年失意のうちにこの世を去る
水野 忠夫 (ミズノ タダオ)  
1937年、中国吉林市生まれ。早稲田大学文学部露文科卒業。早稲田大学名誉教授。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)