• 本

最後に見たパリ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-309-20608-0
4-309-20608-5
税込価格 3,190円
頁数・縦 426P 20cm

商品内容

要旨

1920年代から40年代へ―時代の激動にふるえる都市の片隅を庶民たちの息づきとともに絶妙な筆致で描く。

目次

第1部 戦後の二十年代(明け方の小路
古代への階段
黒衣の女の巡回 ほか)
第2部 戦前の三十年代(一連の手紙の抜萃
島にいて知るパリとフランスの状況
年年暗くなる世界 ほか)
第3部 一国家の死(安堵と恥辱の間で
板を打ちつけた出入口
「これらの小さき者のひとり」 ほか)

出版社
商品紹介

吉田健一が激賞した名編初訳。1920年代、パリの下町に住み始めた著者が暗い時代へ向かう都市とその人々を愛情こめて描き出す。

著者紹介

ポール,エリオット (ポール,エリオット)   Paul,Elliot
1891‐1958年。アメリカの作家・ジャーナリスト。第一次世界大戦に従軍して渡欧、戦後はパリに住み着き、フリーランスの記者、文芸雑誌編集者として活動。第二次大戦勃発後に帰国。このころの体験をもとに内乱時のスペイン滞在記『スペインのある町の生と死』(’37)や大戦間パリの回想記である『最後に見たパリ』(’42)を刊行。ミステリー作家としても知られ「パリのアメリカ人」ホーマー・エヴァンズと個性的な仲間たちが活躍するユーモアと冒険に満ちた探偵小説『不思議なミッキー・フィン』(’39)などを発表した
吉田 暁子 (ヨシダ アキコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)