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いつも手遅れ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-309-20632-5
4-309-20632-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

要旨

人が時間に遅れるのか。時間が人を追い越すのか。裏切り、恋慕、老い、後悔…。それぞれの物語を秘めた18の書簡。

目次

海にあずけたチケット

Forbidden Games(禁じられた遊び)
血のめぐり
清らかな女神
会いにいったけれどきみはいなかった
収容所(の有刺鉄線)から解放されることの難しさについて
わが家からの朗報
ただ一弦のハープは何の役に立つのか?
あなたはいいひとだから
書かなかった本、果たせなかった旅
仮面は疲れて
人生の奇妙なかたち
昇天祭前夜
わが淡い瞳、蜜のような髪
きみを欲し、きみをもとめ、きみの名を呼び、きみを眺め、きみを感じ、きみを夢みる
書かなければならない手紙
いつも手遅れ

出版社
商品紹介

人生の時間に限りが見えたとき、人は何を願うのか。現代イタリア文学の巨匠が18通の手紙の形で精緻に綴った短篇集。

著者紹介

タブッキ,アントニオ (タブッキ,アントニオ)   Tabucchi,Antonio
1943‐2012。1943年イタリア・ピサ生まれ。イタリア語・ポルトガル語で小説や戯曲を執筆。75年、長篇『イタリア広場』でデビュー
和田 忠彦 (ワダ タダヒコ)  
1952年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専攻はイタリア近現代文学・文化芸術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)