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明治維新の東本願寺 日本最大の民衆宗教はいかに激動の時代を生きぬいたか。嵐のなかの法城物語。

出版社名 河出書房新社
出版年月 1987年8月
ISBNコード 978-4-309-22132-8
4-309-22132-7
税込価格 4,290円
頁数・縦 512P 20cm

商品内容

要旨

親鸞・蓮如の法灯を掲げ、日本最大の民衆宗教に発展した真宗本願寺教団は、明治維新の激動をいかに生き抜いたか。禁門の変の戦火で本山焼亡、神仏分離令と拝仏毀釈の嵐。この苦難に充ちた新時代の白道を、本願寺教団は法主から門徒の末々にいたるまで、法の灯を護って歩み通した。これは従来の史書が描きえなかった、もう一つの明治維新史である。

目次

幕末の東本願寺と蝦夷地布教(北辺に目を向ける
蝦夷地の布教いっせいに始まる
斎聖寺徳善あり
厳如父子、江戸下向)
神仏分離始末
明治初年の護法と排耶
大教院離脱問題(厳如上人の東上
現如新門の洋行
分離運動の進展)
現如新門と北海道開拓(箱館戦争
現如新門の出発
札幌本府の建設)
両堂再建(再建事業のスタート
厳如上人の譲職
両堂落慶)