• 本

天皇家の歴史

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-309-22442-8
4-309-22442-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

この本は、それぞれの時代に重要な課題を背負い、さまざまな葛藤と苦難を経てきた三八人の天皇を選びとり、その劇的な様相を自由な発想のもとに描いたドキュメントである。

目次

序章 天皇家とは何か―その謎と国のかたち
第1章 皇室の始まり
第2章 歴史時代の天皇家の開幕
第3章 祭祀と権力を握った古代天皇
第4章 宮廷の葛藤
第5章 天皇家の闘い
第6章 神権天皇から象徴天皇へ
終章 国民は天皇家といかに向きあって生きるべきか

出版社
商品紹介

天皇の権威の源泉とは、皇位の継承のされ方は、神話時代から現代まで各々大きな課題を背負った天皇を取上げ、天皇家存続の謎を探る。

おすすめコメント

天孫降臨・建国神話の創成/推古天皇・聖徳太子と飛鳥の御世/持統天皇・古代天皇制の完成者/後白河天皇・源平との死闘/孝明天皇・攘夷 開国の嵐のなかで/明治天皇・富国強兵と天皇神格化/昭和天皇・太平洋戦争への道/今上天皇・新しき皇室の課題・・・天皇家はどのように受け継がれ、皇統断絶の危機をいかに乗り越えてきたのか?本書は、それぞれの時代に重要な課題を背負い、さまざまな葛藤と苦難を経てきた三八人の天皇を選びとり、その劇的な様相を自由な発想のもとに描いたドキュメントである。そして、主題の基軸は皇位継承をめぐる天皇家の闘いにある。

著者紹介

高瀬 広居 (タカセ ヒロイ)  
哲学者、拓殖大学客員教授(専攻は、仏教哲学、比較文化論)。1927年、東京浄土宗寺院に生まれる。43年、僧侶の資格を取得。法号は「自照庵疏石」。早稲田大学卒業後、NHKプロデューサーを経て、ニュースキャスター、ラジオ関東(現ラジオ日本)常務取締役、放送批評懇談会理事長、拓殖大学理事などを歴任。他方、友松圓諦師に師事し、原始仏典を学ぶ。現在、講話塾『全国疏石会』を主宰し、講演や評論活動、テレビ東京系列『レディス4・月末対談』で知られる。数多くの著作活動の中で、日本経済新聞社経済図書文化賞、サントリー学芸賞、芸術祭賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)