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なつかしい話 歴史と風土の民俗学

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-309-22470-1
4-309-22470-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 279P 20cm

商品内容

要旨

日本古代の海人族の活躍、中世の自由な語りの場「宮座」の意義、柳田没後の民俗学の可能性、いろり端での昔話や民話の魅力などなど。失われた日本の豊かさを話芸の達人が存分に語る。

目次

倭人たちの海―弥生文化と海人族の系譜(with和歌森太郎)
中世雑談(with村井康彦・守屋毅)
民衆のエネルギーを追求する―柳田民俗学を超えるもの(with神島二郎)
現代民俗学の課題(with谷川健一)
文化の伝承者としての老人(with山崎朋子)
意外に知られぬ行事の由来(with牧田茂)
雪と囲炉裏の夜ばなし(with水沢謙一)
民話のある生活・民話のない生活(with上笙一郎)
自然を語る(with川合健二)
風景をつくるこころ(with柳宗民)

出版社
商品紹介

古代の海人族、中世の「座」、柳田没後の民俗学の可能性、昔話や民話の魅力など、失われた日本の豊かさを存分に語る。

著者紹介

宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)  
1907年、山口県周防大島生まれ。民俗学者。大阪府立天王寺師範学校卒業。大阪で小学校教諭を務めた後、渋沢敬三主宰のアチック・ミュージアムに所属。武蔵野美術大学教授、日本常民文化研究所理事、日本観光文化研究所所長なども務めた。文学博士。1981年没。著書に、『日本の離島』(日本エッセイストクラブ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)