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遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-309-22626-2
4-309-22626-4
税込価格 5,170円
頁数・縦 625P 20cm

商品内容

要旨

行き場のない数百万の放浪者!―それは大事件だった!想像を超えた苦難と悲劇の実話。迫害、食糧、伝染病など、多くの要因が絡む巨大な人口移動が、いかに戦後をつくったかを詳細に描く!

目次

戦争遂行機構に燃料を供給する
食糧と自由
「果てしない混乱の原因」
「ヨーロッパの半分の国の人びとがぞろぞろと」
絶好のタイミング
難を免れ、残った者
「けだものに餌をやるか?」
お金か死か
「さっさと慣れろ」
「たとえその門が閉ざされていても」
「スクリャーニンク」
「救うのが先、議論はあとまわしだ」
「破壊をひどく見くびってました」
「住み、食べ、産み、待つ」
「子どもの最善の利益」
「良い血統」
「生きてそれを見た」
アメリカの応分な負担
遺産

おすすめコメント

ナチスなどによる膨大な難民が、戦中から戦後にかけて各地をさまよい逃げた。巨大な人口移動はいかに戦後をつくったか?

著者紹介

シェファード,ベン (シェファード,ベン)   Shephard,Ben
1948年イギリスに生まれ、幼少期を南アフリカのケープタウンで過ごした。同地のダイオセサン・カレッジ(私立男子高校)、ロンドンのウェストミンスター・スクール(伝統的なパブリックスクール)で学び、オックスフォード大学史学部を卒業後、テレビ・プロデューサーとなった。エミー賞を受賞したシリーズ番組『The World at War』など、歴史や科学関係のドキュメンタリーをBBCやチャンネル4で数多く手がけている
忠平 美幸 (タダヒラ ミユキ)  
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)