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「東国の城」の進化と歴史 復元イラストでみる

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-309-22662-0
4-309-22662-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 127P 26cm

商品内容

要旨

独自の発展を遂げた東国の城!!地形、任務、時代背景…年代ごとの諸要因を読み解き、いかに東国の城が進化していったのか、縄張り研究の視点で追う!戦国の城とは何か?なぜ城を築くのか?天守や高石垣を擁する近世城郭を、到達点と見なす価値観への異議申し立ての書。

目次

管領上杉軍のベースキャンプ―武蔵大堀山城
江戸城奪回作戦の旋回軸―武蔵深大寺城
山間領主が命運を託したバトルフィールド―武蔵辛垣城
大国のはざまに生きる国衆の後背地戦略―武蔵腰越城
研究者の論議を呼ぶ土の芸術品―武蔵杉山城
後北条氏の生命線を握る水軍基地―相模三崎城
上越国境に咲いた内戦の徒花―越後荒砥城
現場検証から推理する築城の動機―伊豆狩野城
武田軍戦線の側面を支える重馬出―駿河小長谷城
人里離れた高山に繙踞する双頭の巨龍―甲斐御坂城
低く構えた射撃陣地―常陸塙城
北条氏邦の現実的解決策―武蔵虎ヶ岡城
純粋戦闘空間と化した奥三保の主城―相模津久井城
居城とは何か?そして東国の城が目指したもの―武蔵八王子城

おすすめコメント

復元イラストでみる、城郭発達史。地形、任務、時代背景…年代ごとの諸要因を読み解き、いかに東国の城が進化していったかを追う。

著者紹介

西股 総生 (ニシマタ フサオ)  
1961年、北海道生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。同大学院史学専攻・博士前期課程卒業。(株)武蔵文化財研究所などを経て現在フリー・ライター。城館史科学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。城郭、戦国史関係の雑誌記事・論考、調査報告書など多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)