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忘れられた日本の村

増補版

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-309-22858-7
4-309-22858-5
税込価格 2,695円
頁数・縦 296P 20cm
シリーズ名 忘れられた日本の村

商品内容

要旨

こんな不思議な村があった!狩猟とアイヌ語のマタギ村、出雲の阿国の「綾子舞い」を伝える北陸の芸能村、天皇の即位に麻の礼服を貢納し続ける山奥の村…限界集落など、長い歴史の残る不思議な村の探訪紀行。初刊本の七つの村に、男神岩を遙拝した東北のコタン、伊豆の箕作り・砥石作り村の二つを新たに増補。宮本常一「忘れられた日本人」を今に引き継ぐ民俗誌。図版多数。

目次

第1章 出雲国の水晶山と「たたら村」
第2章 マタギは、なぜアイヌ語を使っていたか
第3章 断崖の漁村「御火浦」略史
第4章 雪深い北陸「綾子舞い」の里
第5章 大分県「青の洞門」の虚と実
第6章 阿波山岳武士の村と天皇家を結ぶ糸
第7章 地名と村の歴史―千葉県・丁子から
第8章 近代、岩手県にあったアイヌ人集落の話
第9章 伊豆下田のはずれ―米山信仰の村の数奇な歴史

出版社・メーカーコメント

2016年に刊行された同名書に、8章「近代、岩手県にあったアイヌ人集落の話」9章「伊豆半島のはずれ─米山信仰の村の数奇な歴史」を増補する新装版。興味深い、驚きの話の宝庫。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)