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白いお城と花咲く野原 現代日本の思想の全景

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-309-23122-8
4-309-23122-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

1985〜86年社会学の巨星による伝説の論壇時評、復活。

目次

現代社会の自己表現―「論壇」の解体・変容
現代の死と性と生―フェミニズムとエコロジー
ピラミッドと菩提樹―現代科学技術の思想
「新しさ」からの解放―ミーハーは前衛を脱ぐ
自由という名の非自由―窒息しそうな子供たち
離陸の思想と着陸の思想―自己解放の二つの方向
“大衆社会”のゆくえ―虚を通しての実の存立
井の中の蛙の解放―現代世界の地殻変動
強いられた“旅”―「外部」という思考の渇き
草たちの静かな祭り―「人間主義」の限界線へ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

日本の社会学を牽引し続けた巨星・見田宗介。伝説と化している「論壇時評」(朝日新聞、1985年1月〜86年12月)が復活。見田社会学の神髄を洗練された文体とともに堪能できる一冊。

著者紹介

見田 宗介 (ミタ ムネスケ)  
1937年、東京生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。2022年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)