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幻肢痛日記 無くなった右足と不確かさを生きる

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-309-23162-4
4-309-23162-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

切断したはずなのに、足のあった場所が痛む…。世にも奇妙な現象“幻肢痛”と付き合いながら、視界の外に広がる世界を思索する4年間の記録。

目次

第1章 幻肢痛の当事者研究(右足を切断しました
無いもののあり方 ほか)
第2章 幻肢という「不確かさ」(幻肢は宇宙でも足のイメージを保つのか?
幻肢という「不確かさ」 ほか)
第3章 踊り出す義足(義足は乗り物
義足が知りたい ほか)
第4章 身体が無くなる可能性(新しい移動と“できなさ”について
戦略的なあいまいさ ほか)
第5章 わからないものをわからないまま(キカイダーありがとう
幻肢性と飛躍 ほか)

著者紹介

青木 彬 (アオキ アキラ)  
インディペンデント・キュレーター。一般社団法人「藝と」ディレクター。1989年、東京都生まれ。首都大学東京(現・東京都立大)インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。近年は社会福祉とアートの接点を模索しながら、地域福祉に関する調査や実践を重ねる。これまでの主な活動にまちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち」(墨田区、2018〜)ディレクターなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)