• 本

生命と過剰

出版社名 河出書房新社
出版年月 1987年11月
ISBNコード 978-4-309-24095-4
4-309-24095-X
税込価格 2,136円
頁数・縦 278,13P 20cm

商品内容

要旨

ことばと生命の境界から、意識と無意識の根柢をつらぬいて、〈永遠回帰〉へといたる、壮麗な思想のラディカリズム。ニヒリズムの徹底による生の限りない肯定へ。

目次

序章 神々の死
第1章 実体論批判(近代批判の限界
実体論とは何か
実体論の弊害
関係論がはらむ問題)
第2章 存在と言語(現前の記号学
意識の表層から深層へ
存在喚起機能としてのコトバ)
第3章 言語=意識の重層性(意識的か偶然か
自己増殖するコトバ
詩的言語
ラング/パロールの位相とランガージュ)
第4章 唯言論批判(〈言語相対論〉をめぐって
東洋の〈唯言論〉)
第5章 人間存在と二重分節構造(生への関与性
二つのゲシュタルト
逆ホメオスタシス
言分けられる身)
第6章 無意識という名のコトバ(シニフィアンの連鎖
ソシュールとラカンの〈シニフィアン〉
連合・連辞関係と〈シーニュの連鎖〉
コトバの産物である無意識)
第7章 パラグラマティスム(アナグラムが示唆するもの
〈意味の不在〉と〈主体の壊乱〉)
第8章 フェティシズムと〈永遠回帰〉