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右傾化に魅せられた人々 自虐史観からの解放

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-309-24280-4
4-309-24280-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

グローバル化信奉者とアイデンティティーを守ろうとする人々との衝突。本書に登場する多くの人の言葉には、今日のヨーロッパを読み解くヒントがちりばめられている。またそれは明日の日本を見通すためのヒントでもある。

目次

プロローグ ミュレールという青年―自虐史観批判を展開するイマドキの青年
第1章 ルペン・ショック―二〇〇二年仏大統領選挙・ルペンとはどういう人物なのか?
第2章 前線の若者たち―移民問題が最も深刻なマルセイユでの国民戦線の若い党員たち
第3章 見えない恐怖―のどかな地中海の町に、何故、国民戦線が台頭しているのか?
第4章 開かれる社会への不安―「グローバル化は人々に不安を与えている…」
第5章 グローバル化とアイデンティティー―国民戦線のナンバー・ツーにして日本通、ゴルニッシュに聞く
第6章 移民の町―移民の若者たちの実態を探る
第7章 押し寄せる移民―ヨーロッパ全体に広がる排他の風潮
第8章 ヒットラーの再来?―ロビンフッドを演じる現代風カリスマ、オーストリアのハイダー
第9章 奇妙なカリスマ―エキセントリックなポピュリスト、オランダのフォルトゥイン
第10章 モダン・ポピュリズムの時代―「ポピュリズムはグローバル化の反動だ…」
エピローグ そして日本―グローバル化の中で日本は例外たりうるか?

著者紹介

山本 賢蔵 (ヤマモト ケンゾウ)  
1960年生まれ。1970年から5年間パリ在住。東京大学法学部卒。NHK国際部記者。1991年テヘラン特派員、1992年〜94年プノンペン特派員、1994年〜2000年パリ特派員、2000年〜2002年パリ支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)