
「死ぬ自由」という名の救い ネット心中と精神科医
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2006年2月 |
ISBNコード |
978-4-309-24370-2
(4-309-24370-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 252P 19cm |
商品内容
要旨 |
死にたい人に「生きろ」と言う以上は、相手と一緒に生き直しの苦しみを負う覚悟と体力が必要だ。なのに日本の精神科医は、目の前の人間の基礎体力や人間関係、生活習慣の改善に十分な関心を払わず、高みの見物を決め込んで「オマエ一人だけがんばれ!」と言わんばかりに大量にクスリを買わせ、支配した患者たちを続々と薬物依存やネット心中へと導いている。「脱社会」化した若者たちと10年も付き合ってきた著者は「死ぬな」とは言わず、リストカット&オーバードーズ依存症の果てに死んでしまった友だちの言葉を無駄にしたくない思いから、彼らの生きていた証として本書を書き、「頭でっかちのココロ系から全身が気持ちよくなるカラダ系へ」と祈りを込めて呼びかける。年間の自殺者3万人超の今日、マスメディアも精神科医も伝えなかった現実をえぐり出した自殺本の決定版、ここに誕生。巻末に、「脱医療」を提唱するカウンセラー・信田さよ子氏との対談も収録。 |
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目次 |
はじめに―精神科医に殺される前に、僕の友だちの話を聞いてくれ |
出版社 商品紹介 |
「僕の友だちは、医者からもらったクスリで死んだ」――『生きちゃってるし、死なないし』の著者が問う、ネット心中と自傷系の真実。 |