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哲学者広松渉の告白的回想録

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-309-24374-0
4-309-24374-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

幼少期、そしてコミュニストとしての青春を経て、ニュー・レフトの理論家へ―はじめて明かされる事実とともに廣松渉の新たな姿が浮かび上がる。ただ一度だけ自ら語った、生涯の軌跡。希有な思想家はいかにして生み出されたのか―。

目次

第1章 激動と移動の幼少期(出生
幼児期の想い出 ほか)
第2章 早熟のコミュニスト(柳川伝習館と共産党
学外活動と税金闘争 ほか)
第3章 学生運動と困窮の時代(破防法闘争と国際派全学連
リンチ事件 ほか)
第4章 政統と異端の間で(六全協前後
復党 ほか)
第5章 ニュー・レフトの理論家として(六〇年安保闘争前後
『ドイツ・イデオロギー』編纂とマッハ翻訳 ほか)

出版社
商品紹介

戦後日本を代表するマルクス主義哲学者が、病床で語ったその生涯の回想。哲学の始まりとコミュニストとしての青春が初めて明らかに。

著者紹介

小林 敏明 (コバヤシ トシアキ)  
1948年、岐阜県生まれ。1974年、名古屋大学院文学研究科修士課程修了。1996年、ベルリン自由大学Promotion。2000年、ライプツィヒ大学Habilitation。現在、ライプツィヒ大学東アジア研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)