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「労動」の哲学 人を労働させる権力について

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-309-24549-2
4-309-24549-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 188P 20cm

商品内容

要旨

アレント、ネグリなどいままでのすべての労働論を根底から打ち砕き、近代を再審するいま最も必要な強靱にして挑発的な思考。

目次

第1章 労働を巡る闘争を不可視化するもの(労働の過少な定義と過剰な定義
イタリア・フェミニズム
「青い芝の会」
理論的前提としての小括)
第2章 労働の「政治」性(「労動」(labor)と労働(job)の概念的区別
社会的生命の必要と余暇の時間)
第3章 「労動」の政治性(社会的統治と自己統治の関係にみる思考の政治性
「労動」=芸術=「犯罪」)
第4章 「過労死」―労働権力の場(社会の諸層で作用する労働権力と力同士の葛藤
社会的労働としての「過労」自殺)

出版社
商品紹介

思想界に28歳の鬼才、登場。アレント、フーコー、ネグリらを批判的に参照しながら、権力としての労働を根底から問う驚くべき力編。

著者紹介

濱本 真男 (ハマモト マサオ)  
1983年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)