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放射能汚染の現実を超えて

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-309-24552-2
4-309-24552-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

原子炉の心臓部である炉心が大規模に溶け落ちる「メルトダウン」を防いでいるのは、生身の人間たちの苦闘である。そして、この苦闘は今からまだ何カ月も続かざるをえない。運良く、その苦闘が実を結んで破局的な事故を防いだとしても、破壊された原子炉を始末するには、何十年もの苦闘が待っている(まえがき『放射能汚染の現実を超えて』復刊にあたって)。今こそ読まれるべき原発への警告の書。

目次

序 生命の尊厳と反原発運動
1 チェルノブイリの死の灰はどこに行ったのか
2 弱い人たちを踏台にした「幸せ」
3 放射能汚染の現実を超えて
4 放射能汚染の中での反原発
5 多様な運動の根源における連帯
6 有機農法玄米のセシウム汚染が教えるもの
7 原子力開発と地球環境問題

出版社
商品紹介

チェルノブイリ原発の大事故後、日本でも汚染は拡がっていた。原発の現場から食品など放射能汚染の実態とそれにどう立ち向かうか。

著者紹介

小出 裕章 (コイデ ヒロアキ)  
1949年東京生まれ、東京育ち。1968年東北大学工学部原子核工学科に入学する。1970年女川で闘われていた原発反対運動に参加する。1974年に京都大学原子炉実験所助手になる。現在、同助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)